（2019年／アメリカ・スウェーデン）
これはずっと気になっていた作品。大体の展開は分かっていたのですが、さてどれくらいの狂度となっているのでしょうか。
大学生グループが旅先でとんでもない目に遭う、という王道の展開。楽園のような風景をバックにひとり、またひとりと画面から姿を消していく。
途中で見せられる壁画のヤバさに、一時はどうなることかと思いましたが、そこまでグロい展開もなく（何度か正視できないシーンはありましたが）、余韻を残すラストシーンまで無事観終わりました。
147分という長さも気にならなかったのもその映像の美しさと、最初から理解の枠を超えている住民たちの在り様をただ見ているしかない距離感の為せる技なのでしょう。そういう意味では『ウィッカーマン』よりも気持ちよく観ることができました。あ、ネタバレ？
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