ノッティングヒルの恋人

Cinema

(1999年/イギリス・アメリカ)

ロマンティック・コメディ映画の名作・・・ということでずっと敬遠していた作品です。

旅行関係専門書店に入ってきた人気女優。店を出た女優とばったりでくわした店長はあろうことか手に持っていたオレンジジュースをぶっかけてしまう。着替えてもらうためやむなく自宅に招いたところ、あろうことか女優が店長にいきなり接吻。

どうです?この展開。そりゃ別にリアリズムがどうとか言うつもりはありませんが、それにしても映画にどう入り込めばいいのか皆目見当がつきません。

「私だってひとりのただの女なのよ」と言ったかと思えば、お泊りしていた店長宅を報道陣に囲まれてヒステリーを起こしたり、こんな女性と一緒になったらさぞ大変だろうな、と。

店長もそう思い切ろうとしつつ、やっぱり最後はハッピー(?)エンド。

「恋というのは理屈ではなくこういうものなのです」ということなのでしょうけれど、「そうですか」としか言いようがありません。そもそも当方にロマンティックな感覚というものが欠乏しているんでしょうね。

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