(1994年/ハンガリー)
冒頭の延々と続く超長廻しシーン。モノクロームの画面を見ながら「これと同じようなの観たことあるよな」と。
というわけで『ニーチェの馬』と同じタル・ベーラ監督作品。長廻しも凄いのですが、今回の『サタンタンゴ』の何が凄いってその上演時間。なんと438分。7時間18分です。その長さゆえ「伝説の映画」と言われているらしいです。タイパ、タイパと喧しいこのご時世、こんな映画もあるんですね。というわけで腹を決めて鑑賞。
主人公もストーリーもあるようなないような感じで、ひたすら長廻しのモノクロ画面をじっと見続ける。画面の登場人物と同じ時間の経過を味わいながら、いつも観ている1時間30分の映画がいかに短いシーンの切り貼りで出来ているのかを思い知らされます。ほとんど走馬灯といってもいいほどに。
7時間18分の「伝説」を観終わって、なにはともあれ特別な「映画体験」だったなぁと。まぁ早送りでは決して味わえないですね。

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