(2017年/アメリカ)
だいたい涙もろいので、こういうヒューマンドラマ系は避けて通ってきたのですが、意を決して鑑賞。
病気のために顔が変形して生まれたオギーを演ずるジェイコブ君も良いですが、お母さん役ジュリア・ロバーツの疲れたような、でも輝きは失われていないような佇まいもさすがです。お父さん役オーウェン・ウィルソン(『ズーランダー』、『ミッドナイト・イン・パリ』)も、お姉さん、そのお友達の演技も見ていて安心です。
予想通り時々号泣しそうになって鑑賞を中断したりしましたが(電車内で急におっさんがワンワン泣き出したら通報されます)、上手く行き過ぎなところも含めてバランスの良い映画でした。
WikiPediaによると評論家からも高評価のようですが、ただ同じような障害を抱える人からは「障害者が直面している過酷な現実を無視している」「感動ポルノだ」という批判の声があるそうです。
もちろんそれもよく分かりますが、もし仮に当事者が納得するような「リアルな映画」だったとしたらきっとこんな風に日の目を見なかったかも・・・であるならば、まずは「こういう障害があって、それに対してこんな目に合ってたりします」と世に知らしめることって(リアリティ云々以前に)意義あることではないかと。
ネットでこの映画を調べるときも、検索候補として「ワンダー 実話」とか「オギー 病名」とかが出てきたりするのを見ても、この映画きっかけで「リアル」を知ろうという人も少なからずいるみたいですし。
オギーのラストのセリフではないですが、まずもって必要なのは「見ること」(”all you have to do is look.”)なのでしょうね。
コメント