真実の行方

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(1996年/アメリカ)さぁ、とうとうやってまいりました、リチャード・ギア氏の登場です。「何をいつもいつもヘラヘラしとんねん!」と浪速の怖いお兄さんに絡まれそうなギリギリの笑顔満開です。それにしても、立ち居振る舞いとかセリフとかがいちいちチャーミングなんですね。さすがです。今回は別に選んだわけではないのですが、法廷もの続きで今回もギア氏は敏腕弁護士。元カノの判事と法廷で争うという、まぁ映画やドラマ...

ロープ

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(1948年/アメリカ)ヒッチコック作品。のっけからロープによる殺人シーンで幕を開けます。チェストに死体を隠して、その上にオードブルを載せてパーティーをするという趣味の悪いストーリー。観客はそこに死体があることを知っているので、いつそれがばれるかと肝を冷やすタイプのサスペンスです。殺人現場&パーティー会場がこの映画の全てで、演劇の舞台をそのまま映画に撮りたかったようです。というわけで最長10分間の...

目撃者

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(1999年/アメリカ)見終わったあと、なんか「土曜サスペンス劇場」を見たような印象を受けたのですが、調べてみるとこの「目撃者」はテレビ映画だったんだそうです。主演のナターシャ・ヘンストリッジさんはいうならば沢口靖子さんみたいなもんでしょうか。いろいろな伏線があるようで、結局それらも昇華されないままでした。何故ヒットマンがわざわざ女性の家をFBIだと偽って(アメリカ映画において「FBI」というと、...

推定無罪

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(1990年/アメリカ)ハリソン・フォード主演ということで、「インディジョーンズ」以来です。ご無沙汰しておりました。抑え気味の演技のハリソン・フォードはやはり格好良いのですが、今回は悪女に翻弄されるという役でもあり、敏腕弁護士の方が輝いて見えました。中盤は法廷でのやり取りを軸にして回想シーンが入る形だったので、どうしてもハリソン・フォードが有罪なのか無罪なのかに(まぁタイトルが「推定無罪」だけに推...

めまい

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(1958年/アメリカ)ヒッチコックの「めまい」。まずタイトルデザインが格好良い。今見ても全然古くない、というか新しいです。筋とは関係ないですが、ジェームス・スチュアートがあまり好きじゃないんですね。なんとなく信用置けないような軽薄さが垣間見えたり、セリフがキーキー耳障りだったり。筋とは関係ないですが、いつもながら女優さんの衣装が物凄くお洒落です。全く古くないどころか、新しい。筋とは関係ない話ばか...

ゲーム

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(1997年/アメリカ)「どんでん返し系」ということで。見終わった後、「なんなん?これでいいの?」と。「それだけ人の性格を変えるというのは大変なことだ」ということなのかもしれませんが、これはやり過ぎです。この映画のある解説サイトに、「TV番組がドッキリならなんでもやっていいと思っているあの舐めきったノリに近いです」と書かれてあって、なるほど!と。私もあのドッキリが物凄く嫌いで、あるとき騙された素人...

ミスト

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(2007年/アメリカ)「後味の悪い映画」という評価があったので個人的には気が進まなかったのですが・・・。原作がスティーブンキングということで容赦ないですからね。監督のフランク・ダラボンは同じくスティーブンキングの「ショーシャンクの空に」(これもキングだったんですね。)、「グリーンマイル」(原作は読んだ)も撮っておられます。キングが好きなんですな。というわけで、小説もそうなんですがスティーブンキン...

12人の怒れる男

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(1954年/アメリカ)名画として有名なこの作品、「2時間もおっさんたち(しかも12人も)の顔ばっかり見てられるか」ということで敬遠していたものの、とうとう借りてしまいました。結果としてはやはり「名画」でした。蒸し暑い一室で展開される、まさに息詰まるような議論。1対11から徐々にひっくりかえしていく陪審員No8の誠実さやロジカルな魅力に引き込まれっぱなしでした。実生活でもときどき議論をしますが、感...

イーグル・アイ

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(2008年/アメリカ)スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮ということで、最初から最後まで観客を飽きさせない、これぞ娯楽映画のプロフェッショナルの為せる技という感じです。「マイノリティ・リポート」もそうですが、これだけのレベルの各シーンをこれでもかというくらいに詰め込んで、見終わったら何も残っていないというのがまた凄い。この前の「オールド・ボーイ」なんか濃い味付けすぎて、見終わってもゲップすら出な...

「る」

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曲紹介久し振りに弾き語りコーナー更新です。ずっと「る」が無いのが気になっていたので。リアルタイムで50音をやっていたときもこの曲をやってみたのですが、あまりメロディを知らなかったのと、E♭が絡むコード進行は非常にギターが弾きにくいので断念したのです。しかし、技術革新の波は「楽器.me」にも押し寄せていて、当時出来なかった転調が自由自在に出来るようになっておりまして、基本的にはオリジナルのキーを変え...