東京タワーにのぼって

Song
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曲紹介久し振りの新曲ということで。ちなみに東京タワーにのぼったことはございません。身も蓋もない話ですが。【追記(2020/01/16)】本日、東京タワーにのぼってきました。昼間ですが。歌詞▼東京タワーにのぼって(詞・曲:C&P)東京タワーにのぼって夜の街を見下ろしている東京タワーの上から見えない星を数えている

エルム街の悪夢

Cinema
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(1984年/アメリカ)そもそもこの手のホラー映画が嫌いなんですね。夢の中で怪人に襲われ殺されて、現実でも死に至っているなんて、もうどうしようもないわけで、登場人物や観客を怖がらせる手法の安易さたるや、往年の「どっきりカメラ」への憤懣遣る方無さを思い出しました。簡単に言いますと「胸糞が悪くなる」というやつです。なので、こういう奴がこうなった理由なり弱点なりをつきとめてさっさと退治してくれ!という声...

人生はシネマティック!

Cinema
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(2016年/イギリス)1940年、戦時下のロンドンが舞台ということで画面は重く暗く、そんな中で国民士気高揚のためのプロパガンダ映画を作らないといけないというストーリー。「これは『サイレンス』に引き続いてしんどい映画になるぞ」という覚悟に相反した「ロマンティック・コメディ映画」(Wikipedia)でした。なにしろ主役のジェマ・アータートン嬢が良いんですね。‎オドレイ・トトゥ嬢(「アメリ」、「愛し...

ベイビー・ドライバー

Cinema
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(2017年/アメリカ)「映像と音楽のシンクロ」が話題となった作品。白昼堂々の銀行襲撃から怒涛のカーチェイスというご機嫌なオープニング。テイクアウトのコーヒーを片手に街を歩けばBGMの歌詞と街の看板や落書きがシンクロ。耳の聞こえないおじいさんと暮らすお洒落な部屋で音楽を流しながらのダンスはいかにも楽しげ。良く出来たミュージックビデオのノリですね。そんな軽いノリで進むのかと思いきや、主人公のベイビー...

沈黙 -サイレンス-

Cinema
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(2016年/アメリカ)遠藤周作原作、マーティン・スコセッシ監督作品ということで、死ぬまでには観ておかなくてはならない一作ながら、遠藤周作作品の薄暗い世界観が苦手な当方、出来るだけ避けてきましたが観念して鑑賞。オープニング。製作・配給のロゴが浮かぶ中、虫の音だけがどんどん大きくなってきて「おいおい、クレッシェンドしすぎでは?」と思った瞬間、スパッと音が消え、画面に白い文字で「Silence」格好良...

ベストセラー~編集者パーキンズに捧ぐ

Cinema
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(2016年/英・米)本作も主役級キャスト目白押しです。「ヘの字口をさせれば右に出る者なし」のコリン・ファース氏、たまたま連続で鑑賞のジュード・ロウ氏、その愛人役がニコール・キッドマン嬢。豪華!ちなみに端役のF・スコット・フィッツジェラルド役はガイ・ピアース氏(「プリシラ」「メメント」)。贅沢!ストーリーはタイトルが示すとおり、作家トマス・ウルフを世に出した名編集者のお話。全体としては地味な展開な...

コンテイジョン

Cinema
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(2011年/アメリカ)ジャンルはよくある「伝染病パニックモノ」ですが、何気にキャストが豪華です。『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』(未鑑賞)『インセプション』『ミッドナイト・イン・パリ』のマリオン・コティヤール嬢は伝染病に立ち向かう女医役、その上司は『マトリックス』などで独特の存在感を放つマリオン・コティヤール。伝染病で早々に妻と幼い息子を失う父親はマット・デイモン。SNSで人々を扇動するのはジ...

人生の特等席

Cinema
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(2012年/アメリカ)原題の「Trouble with the Curve」が一体どういう曲折を経ればこういう邦題になるのでしょうか。これこそが最たる「Trouble with the Curve」と云えましょう。というわけで、のっけから苦言でなんですが、主役は大御所ダーティハリーことクリント・イーストウッド!役柄はメジャーリーグの老スカウトマン。娘の有能かつ美人な弁護士、エイミー・アダムス嬢(...

ザ・ラストバンカー~西川善文回顧録

Book
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西川善文(講談社)元三井住友銀行頭取にして、前日本郵政社長の回顧録です。「不良債権と寝た男」というキャッチフレーズのとおり銀行頭取時代の安宅産業やイトマンの破綻の裏側が淡々と、それがゆえに生々しく綴られています。企業を生かす・殺す・自滅する様を見ているとあらためて「企業は生き物」だという気がします。終盤は郵政民営化の渦に身を投じて初代社長に就任されるのですが、ここで描かれる鳩山大臣との対決は、ちょ...

ザ・シークレットマン

Cinema
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(2017年/アメリカ)主演のリーアム・ニーソン氏と言えば「96時間」シリーズや「フライト・ゲーム」の印象が強烈で「無敵親父」にしか見えないのですが、出演作品を眺めるとあらためてその錚々たるラインナップぶりに驚かされます。『レ・ミゼラブル』(1998年)は観たはずなんですが覚えてないなぁ。最近観たマーティン・スコセッシ&ディカプリオの『ギャング・オブ・ニューヨーク』では冒頭の壮絶な対決シーンで殺さ...