曲紹介
こんばんは、曲レシピの時間です。
今回からBメロ突入ですが、Bメロを考えるにあたって参考にするのはAメロのケツ、失礼、お尻の音・コードです。「この音で終わるから、次はどんな音がいいかな?」と。しりとりみたいなもんですね。前の言葉のケツ、失礼、まあいいや、ケツの一文字だけを拾って次を考えるわけですから。
「キャベツ!」
「つ、つ、つ・・・ツルゲーネフ!」
「何やねん『ツルゲーネフ』って。まあええわ。『ふ』やな。ふ、ふ・・・ふなむし!」
みたいな感じで進むわけですが、しりとりならば言いっ放しで良いものの、曲の場合、たとえば『キャベツ』『ツルゲーネフ』『ふなむし』でひとつの作品にしないといけないわけです。その無理矢理加減が普通なら出てこない発想につながったりするのが面白いところです。
閑話休題。AメロはDm7とAm7の繰り返しでラストはAm7。ノリとしては縦割りのカチッとした感じだったので、Bメロは雰囲気を変えてメロウに行きたいところです。なんか外連味たっぷりのコードはないかしら・・・ということでまさかのC#m7-5。出だしからこのコードとはまさにツルゲーネフ的展開と云えましょう。
詳しいことはよく分かりませんが、Am7からいうと転調しているような気もします。もはやしりとりにもなってませんね。しーらない。
Bメロの前半はメロウに、後半が急に刻みになっているのは本当に思い付きなのですが、無意識に「このままメロウで行っちゃうと、次のサビで盛り上がるのにギャップがあり過ぎなので、ちょっと右肩上がりにしとこ」という忖度があったと思われます。こういうのを無意識にやっちゃうところに汚れちまった悲しみを感じますね。
メンタル的にもメロウになったところで、今回はお開き。次はドラムですかね。
歌詞
▼【曲レシピ】Bメロ
(ギター)
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