今まで作業机の下に置いてあるVOXの10Wアンプを出したり引っ込めたりして使っていましたが、根っからの面倒臭がりということで、それすら面倒臭い。
というわけで机の上の置けるVOXのプリアンプを探して、憧れのACの音が出るというMV50ACを例によってAmazonで購入。定価が25,000円で最安中古が14,000円。なのにAmazonで新品が14,000円弱というよく分からない状況。送料無料で近所のコンビニまで運んでくれるし。
Amazonは好きじゃないし出来れば楽器屋さんを応援したい気持ちもあるのですが、なんせ文句の付けようがない。仕方がない。
まず箱が格好良いです。
開けてみると、本体と同じくらいの存在感を放つ電源アダプター。それにしても前面パネルのデザインのチープなことよ。いかにもプラスチックを取って付けたかのような「VOX柄」はまるでくら寿司のよう。2つ揃えたら腕立て伏せにも使えそうな取っ手もかなりダサい。
シールドを差して電源を入れる。この電源が背面で、しかも電源アダプターの差し込み口のすぐ横にあって操作しにくいったらありゃしない。
肝心の音ですが、10Wの「盗んだバイクで走り出す」ような雑な荒々しさが無くて、「こう見えて、私は怒っています」というような感じの抑えた歪み。これまで荒ぶる輩を「まぁまぁ」となだめていた身からするとちょっと物足りなさを感じます。3,000円のアンプから14,000円弱と「大人の階段を上った」わけですから、まぁ慣れでしょうね。
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