曲紹介
こんばんはー!宴もたけなわではございますが、そろそろ曲レシピのお時間です。
前回でやっとワンコーラスが粗々出来上がりました。次の工程は「尺決め」です。ワンコーラスの出来上がりを見ながら、曲全体をどういう構成にするのかこの段階で決めてしまいます。その方が格段に制作効率が上がるんですね。「曲作りに効率が必要なのか」ですって?・・・さぁ。
というわけで、それほど大規模な感じにはならなさそうな感じなので、下記の構成としました。
A(イントロ)、A、A、B、サビ
A(ソロ)、B、サビ、エンディング
この曲では「シンセサイザーをフィーチャーする」というのがひとつのテーマなので、間奏はレトロかつダーティなシンセ音でAメロをなぞる、というアイデア(近所を歩きながら頭の中での構想)がありました。ただAメロ8小節で終わるのも物足りない感じなので、ソロを2段構えにして前半をシンセ、後半をギターですることに。
前半のシンセソロは「レトロ&ダーティ」テイスト、ということでイメージとしてはやはりローランド製のSH-3Aのような音でしょうか。昔TUCKERというアーチストが鍵盤の上で倒立しながらこれを弾いているのが衝撃的で、ノイズを多分に含んだノコギリ波のリード音が忘れられないんですね。
というわけで選んだソフトシンセがその名も「TAL NoiseMaker」、音色名「Noisy Sync Lead」、ド直球です。これで普通にメロディを弾いても普通にヘヴィなのですが、ピッチベンダーを少し倒しただけでエグみ倍増!嗚呼、想定以上の素晴らしい音です。
後半のギターソロはレスポールを人に貸し出し中だったので、バッキングと同じフェンダーテレキャスター、今回は明快にVOXで歪ませたのですが、ガッツリではなく中くらいから少し下くらいの歪み加減・・・これくらいのが好みです。ヤングの頃はもうフルテンでしたが、ある程度歳をくってきますと「ちゃんとシャツの裾はズボンに入れて」という感じになるわけです。ちなみに音はノーエフェクト、ギターからVOXのみの音です。フレーズ的には前半はきちんと考えて弾いてるっぽいですが、後半はハチャメチャですね。ま、大体いつもこんな感じです。
あ、そうだ!サビの終わりからAメロ(ソロ)への繋ぎも出来るのか不安でしたが、シンセのオブリとドラムフィルを噛ますことでシレーッと戻ることが出来ました。我ながら老獪です。ふふん。
次は間奏開けからエンディング、でしょうか。この辺から曲完成までが作業的には加速度がついて、なおかつ楽しいところです。
歌詞
▼【曲レシピ】間奏
(シンセサイザー&ギター)
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