(2008年/日本)
珍しく日本映画で。というか、どんでん返し系の洋画はほとんど見尽くしている感がありまして、範囲を広げざるを得ない、と。
相変わらず飄々とした大泉さんが良い味を出しておられますし、佐々木蔵之介さんは善も悪も両方できる方なんでしょうけど、今回は「悪」で目が物凄く怖いです。上手いですね。
「倍返しだ!」で有名になった堺雅人さんは実は初めてその演技を見たのですが、想像していた感じとまた違いました。もっとアクが強くて鼻につくのかと思ったのですが、なんか不思議な人ですね。
全体としては確かにどんでん返しなのですが、こじんまりとした「TBSが作ったテレビ映画」という感じでした。でも最後に大泉さん演ずる教師のセリフが良かったです。
「お前みたいな奴がクラスに必ず一人はいるんだよ。『学校がつまらない』とか一人で勝手にひねくれてる奴が。学校なんてどうでもいいんだ。つまらなくしているのはお前がつまらないからだ」
仰るとおり。
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