レッド・ライト

Cinema

(2012年/アメリカ・スペイン)

「ジャケット買い」の1本。

超能力をめぐるストーリーで、ロバート・デ・ニーロが相変わらず濃いです。後半にかけて、消去法的に「お前しかいないだろう」という感じは否めないのですが、どんでん返しといえばどんでん返しです。

オチが分かってから振り返ってみると、その時は納得のいかなかったことが「あぁそうだったのか」と腑に落ちることも多いのですが、でも腑に落ちないことも多い、という置いてきぼりな気持ちにさせられる映画でした。

たとえば最後の方で主人公が劇場のトイレでデ・ニーロの手下にボコボコにされるのですが、もうちょっとスマートなやり方があるだろう、と。なんであんな中途半端なことをするのか分からない。大学の実験でデ・ニーロが水道水を曲げたり、念写できたりしたのが何故なのか分からない・・・とかですね。

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