(2014年/フランス)
これも「準新作ジャケレンタル」の一作。「プレステージ」のスカーレット・ヨハンソンが主演、頻出のモーガン・フリーマンも脇を固める。テーマも「普通10%しか使われていない脳を100%活性化するとどうなるのか?!」。まぁ外れはないでしょう。
のっけからルーシーが韓国マフィアの密輸に巻き込まれる。そのマフィアのボスがあの「オールドボーイ」のチェ・ミンシク。童顔なのに相変わらず鬼気迫る演技で怖い。
後から調べてみると、この映画はいわゆる映画通からは酷評されてました。でも個人的にはそんなに悪くなかったです。そもそも「脳を100%活性化すればどうなるのか」というテーマがハチャメチャなのです。音楽でいえば「ピアノの88鍵全部を使って曲を作ったらどうなるか?!」みたいなことです。それに対して「あれが足りない」「ここが理解できない」という評価の仕方、つまり「カオスにロジックを求める」方がおかしいのではないでしょうか?
そういう意味では面白かったですし、スカーレット・ヨハンソンも格好良かったですし、モーガン・フリーマンも相変わらず安定感・安心感のある演技でしたし、映像も凄かったですし、カーチェイスも凄まじかったですし・・・これで文句を言うなら映画なんて見ない方が良いのではないでしょうか。
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