ボーン・スプレマシー

Cinema

(2004年/アメリカ)

前作「ボーン・アイデンティティ」(2002年)の続編。前作もそうでしたが、バンバンと映画が進むジェットコースタームービーですが、置いてけぼり感もありました。

なんせCIAとか何とかが絡むと何が味方なのか敵なのか、誰が裏切ったのか、なんで裏切られたのか状況把握が大変なんですね。

なおかつ、臨場感を出すためなんでしょうけれど、ハンディカムが多くて、しっかり見ようとすると酔いそうだし、折角殴り合いとかカーチェイスとかを頑張っているのに画面がぐじゃぐじゃに揺れて何が何だか分からないし大変でした。

それからマットデーモン君がのこのことロシアに出かけて行って、初任務で殺した夫婦の娘の部屋に侵入して「騒ぐな」と脅しつつ、「お父さんを殺したのは任務だったが、あそこにお母さんがやってきたのは計画外だった。俺も愛する人を失って真実が知りたいお前の気持ちも分かるからこうしてやってきた。相済みません」とは何事ぞ。もう何が何だかよく分かりません。

優しいような優しくないような許してほしそうな許してほしくなさそうな。ロシアンガールもさすがに呆気にとられてましたね。

いやぁマットデーモン恐るべし。

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