(1949年/フランス)
小説『恐るべき子供たち』のジャン・コクトーが監督したフランス映画・・・というだけで一筋縄ではいかない気配を感じさせます。
例によってiPhoneで観ていたのですが、何だかよく分からないので結局続きはPC画面で観ました。その結果「よく分からないコクトー的世界観の映画である」ということが分かりました。
でも、スーッと女死神が画面に現われたり、鏡の中にスッと入っていったり、逆再生を使ってみたり・・・という映画技法が多用されていて「なんとかこの世界観を映画で表現したい」という心意気は感じました。
ネットの評価や解説を観ても「ストーリーや技術は稚拙といえど、コクトーの心意気で許す」的な評価が多かったようで、そんな「映画愛」を誘うタイプの映画、といえましょう。
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