(2009年/ドイツ・カナダ )
大流星群を眺める人々。その一つが月に衝突。その衝撃で月の軌道が変わり、このままでは地球に衝突することに・・・というド・SFな映画。
半分くらいの割合で描かれる科学者たちの人間ドラマが必要なような、邪魔なような。
アメリカ大統領から月と地球の衝突の残り時間を聞かれ、女性博士が「・・・あと39日」というシーンでエンドロールが流れて度胆を抜かれましたが、「その2に続く」ということでした。おいおい。
最愛の娘を失ったとはいえ、なぜ孫たちに辛くあたるのか分からないおじいちゃんとか、人間ドラマの描き振りも何だか中途半端ですが、「月がどうなるんだ!」という一点については最後までどきどきしました。
まぁSFという壮大なスペクタクルと、所詮はちっちゃな人間ドラマの両立というは土台無理な話なんでしょうね。
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