メイキング・オブ・モータウン

Cinema

(2019年/アメリカ・イギリス)

これはもう音楽好きにはたまらない一作です。とはいえ当方、実は「モータウンってよく聞くけど何なんだろう」タイプだったので、どこを切っても「うわー!」「そうだったのか!」の金太郎飴状態。

スティービー・ワンダー、マービン・ゲイ、ジャクソン5、テンプテーションズ、ダイアナ・ロス&スプリームス・・・出るわ出るわのツワモノ揃い。

アーティストも凄いですが、なにはともあれレーベル創設者のベリー・ゴーディ氏と朋友スモーキー・ロビンソン氏による往年のコンビ漫才を思わせる絶妙なトークが最高です。まぁお笑いでは済まないような修羅場をくぐり抜けて初めて辿り着く境地なのでしょうけれど。

そんな楽しい作品なのですが、それでもやはり黒人差別やアートとビジネスの軋轢などハードな面も避けて通れないところで、その光と影のコントラストも含めて見ごたえのある作品でした。

レーベル会社にはかつて社歌があって、関係者が「いやぁ・・・どんなだったかな・・・」と恥ずかしそうに逃げる中、例のベテラン漫才コンビは肩を組まんばかりに歌い上げ、これをBGMにエンドロール!最高です。

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