(2015年/アメリカ)
「ブルース・ウィリス:パンダ映画シリーズ」ですね。息子役のケラン・ラッツ君が主役です。
CIAの敏腕捜査官ブルース。目の前で母親を悪漢に殺された幼い息子ケラン少年も成長し、父親に背中を追ってCIAに。そんなある日世界を崩壊させる威力のあるシステムとともに父親が悪の組織に捕われ、ケランはCIAの制止を振り切って世界と父を救うべく単身乗り込んでいく・・・というストーリー。
ね、B級パンダ映画の香りがプンプンするでしょ?
ロマンスやどんでん返しなんかもちょいちょいはさもうとはしているんですが、結局どれも小手先で「ね、こういうのが好きなんでしょ?」みたいな上目遣いをいちいち感じちゃうんですね。
頼みのブルースも(直近に比べれば)まだ画面に染み出す漢気が感じられるものの、それだけでは映画一本もたないですね。ろうそくの火で風呂を沸かそうとするようなもんです。
先般のリーアム・ニーソン御大の存在感にせよ、何か一本筋が~映画を暖められる火力が~あればそれでいいんですけどね。
まぁ無ければ無いで、それはそれで愛おしかったりするわけですが。
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