今日は、楽器が充実しているリサイクルショップでYAMAHAのベースMB-40の木目を見つける。15,600円。
店員さんに「これのブルーを持ってるけど、実は木目が欲しいかったんです。下取りしてもらえますか？」と鼻息荒く尋ねる。
「買取料は基本6,000円ですが、下取りですと融通しますよ。状態にも寄りますけど」
どこかのリサイクルショップとはえらい違いです。嘘か本当かは別として、客商売というのは斯くあるべしなのです。一緒に二丁目劇場を目指しましょう！
家に戻ってMB-40Cを軍手でゴシゴシ磨いて、店にとんぼ返りする。
買取査定に時間がかかるのかと思いきや、カウンターでアンプに繋いでボリュームやトーンつまみを確認して、ネックの反りを確認して（「ちょっと反ってますねぇ」）、「買取料は基本6,000円で差額9,600円のところを、下取りなので差額8,000円でいかがでしょうか」。話が早い。
MB-40の横には同額でIbanezの黒い木目の格好良いベースがあって「こっちもいいなぁ」と言っていたら「どうぞ試奏してください」といって、ささっとチューニングマシンで調弦してアンプに繋いで「どうぞ」と渡される。何から何まで早い。
まずはMB-40。とはいえ、色違いの同モデルを持っていたので、つまみにガリがないか、弦毎の音の大きさに違和感がないかをチェックする。まぁ弾けないというのもあるんですけど。
つぎにIbanez。ボディが一回り大きいからか出音がMB-40よりでかくて太く感じられる。トーンも右左に回すと音がかなり変わるので色々な曲に合わせて使えそうです。その点MB-40は単体で弾いてるとトーンの変化が分かるのですが、他の楽器と一緒になるとどっちでも良いような感じです。
うーん、ルックスではMB-40、音ではIbanez。どうする。うーん、うーん、と10秒くらい迷って「MB-40」に決める。やっぱり音楽は見た目から入らなきゃ！
というわけでトレード成立のMB-40です。可愛いです。
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