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真珠の耳飾りの少女

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(2003年/イギリス他) 有名なフェルメールの絵画『真珠の耳飾りの少女』、一時期当方のPCのデスクトップの壁紙にしていたくらいなのですが、さて一体どんな映画なのでしょう。 「少女」を演ずるのはスカーレット・ヨハンソン嬢!そしてフェルメールにはコリン・ファース!!実に豪華な取り合わせです。 映像もフェルメールならではの自然な光を忠実に再現した絵画のような繊細さで、一瞬映画を見ているのか絵を見ている...

グッド・ネイバー

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(2016年/アメリカ) 例によって初老早目覚めリビング映画鑑賞シリーズ。アマゾンプライムビデオよりぱっと選んだ作品。 有閑青年二人組による犯罪まがいのいたずら、というどこかで見たような話ですが、今回は隣に住む一人暮らしのおじいさんの家に怪奇現象を起こす装置やその反応を覗き見る隠しカメラを設置し夜な夜なそれを観察する、というもの。 いかにも厭世的な老人がバタバタと勝手に開閉するドアを斧で叩き壊すな...

顔たち、ところどころ

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(2017年/フランス) 不思議なジャケットとタイトル。一体どんな映画なのか分からないまま鑑賞。 アコギのチューニングから始まるBGMにお洒落なイラストで映画はスタート。写真家の「JR」氏(33)と映画監督アニエス・ヴァルダさん(87)がフランス各地を旅しながらの写真によるアート活動を追うドキュメンタリー映画です。 いつも帽子とサングラスを外さないクールなJR氏とそれはもうキュートなおばあちゃん監...

世界にひとつのプレイブック

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(2012年/アメリカ) レオタード姿のグラマー女性と汗だくTシャツ男性のジャケットはずっと前から知っていたのですが、タイトルからしても『フラッシュダンス』的な感動ダンサー映画なのではと敬遠しておりました。さて、どんな映画なのでしょう。 汗だくTシャツ男性はブラッドリー・クーパー氏。『イエスマン “YES”は人生のパスワード』、『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』、『アメリカン・...

ラブ & ドラッグ

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(2010年/アメリカ) アニメキャラ風な瞳のアン・ハサウェイ嬢と何だかいつも掴みどころのないジェイク・ギレンジェイクホール氏。豪華なカップルです。 昨今何かと話題のファイザーで営業のジェイク君は80年代バブル風のチャラさ。対するアン嬢は診察室でやおら胸を露わにするわ、ジェイク君とすぐさまコトに至るわ、先が思いやられます。最後までこのノリについていけるのでしょうか。ファイザー製薬もよく了承したもん...

グエムル-漢江の怪物-

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(2006年/韓国) 『パラサイト 半地下の家族』のボン・ジュノ監督と主演は「半地下のお父さん」ソン・ガンホ氏・・・と今回知る前からジャケ写を見て気になっていた本作。『パラサイト』の13年前ですから、そんな前からこのコンビの映画があったんですね。なんせずっと韓国映画をスルーしてきたので・・・相済みませんでした。 というわけで、あの「半地下父さん」が金髪で現れたときには度肝を抜かれました。肌もつやつ...

パラサイト 半地下の家族

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(2019年/韓国) 2019年カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞、2020年アカデミー賞4部門受賞と話題をさらった作品とあって観るのがずっと楽しみでした。 と言いながらも、大体映画祭受賞作たるや、きっと評論家好みの硬派なドキュメンタリーか何かなのだろうと予想していたのですが、まさかのコメディ!それも大笑いではなくクスっと系(?)で誰でも観やすくなっています。 ストーリー展開も気持ちよく進むので半...

白雪姫と鏡の女王

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(2012年/アメリカ) 誰もが知る「白雪姫」のアナザーストーリーなのかと思ったら、普通に白雪姫でした。ポイントはあのジュリア・ロバーツが悪の女王、というところでしょうか。さすが大女優、憎まれっぷりも堂に入っていて安心して観ていられます。 もうひとつのポイントは白雪姫演ずるリリー・コリンズ嬢、実のお父さんは何と音楽界のキューピー人形ことフィル・コリンズ氏!そして相手役の王子は『J・エドガー』、『コ...

リヴォルト

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(2017年/イギリス・南アフリカ共和国) 何の予備知識もなく鑑賞。オープニングが格好良い。真っ白な画面の中央に静止するヘリコプター。スローで動き出したと思ったら、機体が変な方向に回りだして、そのまま地面に墜落。逃げ惑う村人たちと「敵」に向かう兵士たち。その向かう「敵」とは・・・。 場面は一転して廃屋の牢屋の中で目覚めた主人公のアメリカ兵士。記憶がない。ジタバタしているのをたしなめるのは隣の檻のタ...

リビング・デッド サバイバー

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(2018年/フランス) 別れたばかりの彼女のアパートにカセットテープを取りに行ったら、クラブ風ホームパーティ真っ最中。なかなか目的の物を手に入れられないまま部屋で眠ってしまい、翌朝扉を開けたら、世界はゾンビだらけになっていた・・・これがハリウッド映画ならもっとドラマティックに描かれるのでしょうけれど、そこはフランス映画、「まぁそういうこともあるかもしれないね、セニョール」という感じで落ち着いてい...