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ダーク・シークレット 完璧家族

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(2020年/アメリカ) 「完璧家族」という身も蓋もない副邦題にB級感を禁じ得えないまま鑑賞。 イケメン医師とクールな美女作家にキラキラお目めの可愛い娘、まさに「完璧家族」宅に住み込みでチャイルドシッターをすることになった主人公。でもこの家族、なんかおかしい・・・。 主人公が振り返るとそこに美女作家が無表情に立っている、というようなビビらせテクニックを駆使しながら、なかなかサスペンスな感じで進んで...

ハント・フォー・トゥルース 真実を求めて

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(2016年/アメリカ) WikiPediaスルー作品が続きます。 つい先日観たところなのにほとんど何も覚えてなくて、我ながら愕然とします。えーっと。 主役の敏腕女性弁護士の父上も弁護士で、勤める弁護士事務所の共同代表のひとりでもあるのですが、このクリント・イーストウッド風パパのシャツが目にも鮮やかなショッキングブルーだったりして「なんでそんな色のシャツなんだろう」という方が気になって、娘との会話...

オン・ザ・エッジ 女性記者スーザン

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(2018年/アメリカ) 女性の飛び降りを現場取材する記者スーザンはその女性が自分の妹であることに気付き、止めようとするが間に合わず・・・という衝撃的なオープニングから始まる本作。 しかしながら、設定もストーリーもカット割り(幾度も同じ遠くから街を撮った映像が挿入されたり、急に朝になったり)も何だかモタモタして、果てはラストの見せ場である冒頭の飛び降り現場の屋上でのスーザンと犯人の格闘シーンのテキ...

白雪姫〜あなたが知らないグリム童話〜

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(2019年/フランス・ベルギー) 全く食指の動かないタイトルですが鑑賞。 イザベル・ユペール女史みたいな義母と絶世の・・・とはいかないまでも今風に整った顔立ちの娘との豪奢な屋敷内でのやり取りから始まります。時は中世・・・かと思いきや、タンクトップ姿で娘がジョギング。現代かぁ、と思ってたら後ろから来た車にそのまま拉致される。なかなか意表を突く展開です。 人里離れた森の中で何とか脱出して田舎町でどこ...

トレジャーハンター・クミコ

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(2014年/アメリカ) 「クミコ」?洋画?・・・と思いながら鑑賞。 前半は東京ターンで、かなりシンドイOLクミコのかなりシンドイ日常が描かれる。日本人の当方が見ても全く違和感がなく(恐らく字幕前提だからかセリフの声が小さいけど)、あらためて「これ洋画?」と。 そんなクミコの唯一の生きがいはあの映画『ファーゴ』の「実話」である雪に埋められた大金のトランクを掘り出すことで、夜な夜な綿密な計画を練る。...

アンモナイトの目覚め

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(2020年/イギリス・オーストラリア・アメリカ) 全く予備知識なく鑑賞。海辺の片田舎町で観光客向けに化石を販売する女性化石発掘科学者と地学者の夫に連れられて訪れたセレブ婦人との物語。実在人物がモデルで科学者はメアリー・アニング(1799-1847)さん。 薄暗く周囲がボケる画面に映るメアリーの浮かない顔と頑固そうな老母とどう見ても貧乏な暮らし振りに「こりゃ重い映画になりそうだ」と覚悟する。 地学...

コンティニュー

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(2020年/アメリカ) いわゆる「ループもの」ですが、主人公が辟易するくらい「無理ゲー即死」→「コンティニュー」→「初めからスタート」のループぶりが凄いです。これは邦題に軍配ですね(原題「Boss Level」)。 それも「高層マンションのベッドで美女と迎えた朝」→「いきなり暴漢に大鉈で襲われてお目覚め」→「窓外に現れたヘリコプターによる一斉掃射」→「窓からダイブして路面のトラック荷台に落下」→...

RUN

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(2020年/アメリカ) ほとんど母と娘だけで進むサスペンス映画。ですが二人の演技が秀逸で飽きさせません。しかも娘のキーラ・アレン嬢は本作が映画初出演とは。 身体が不自由で幼いころから車いす生活の娘クロエ。自分の幸せは後回しに娘の看護に日々を過ごす母親と二人暮らし。それでも楽し気に過ごす彼女たちですが、娘が大学の合否結果を待つ辺りから二人の関係にずれがでてきます。 そのずれは中盤からはっきりと「狂...

ジャンパー

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(2008年/アメリカ) ドリフのコント「もしも〇〇な不動産屋があったら」的な、「もしもテレポーテーションが出来たら」という作品。 5歳で母親が家を出ていき、荒くれ親父と二人暮らしで少年は学校でもいじめられ、女の子にプレゼントしたスノーボールを追って川に転落・・・をきっかけに覚醒しててれぽーテション(=ジャンプ)出来る身に。青年になって銀行の大金庫内へのジャンプでキャッシュデリバリー!悠々自適なご...

ビーチ・バム まじめに不真面目

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(2019年/アメリカ) 前回の「バッド・ルーテナント」に引き続いて、「どう考えても次の瞬間奈落の底に落ちるであろう生き様」シリーズ第二弾です。たまたまですが。 今回の主役、放蕩の悦楽詩人を演ずるはマシュー・マコノヒー氏。この人もニコラス・ケイジ氏ほどではないにしても結構クセの強い俳優さんですが、すでに本人の原型をとどめないくらいに演じ切っておられます。 金持ちワイフのおかげで万年夏休み的生活を享...