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アメリカン・ハッスル

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(2013年/アメリカ)チョイスは何となく面白そうだから。タイトルもそうですし、冒頭の主役クリスチャン・ベール氏の薄毛ネタもそうですし、すっかりコメディ映画という感じで観ていたのですが、例によってFBIがしゃしゃり出てきたり(こういう組織が出てくると筋がなんだか分からなくなりがち)、腹ボテ薄毛の主役氏に愛人エイミー・アダムス嬢やジェニファー・ローレンス嬢はメロメロだし、誰が騙して騙されているのか途...

トレインスポッティング

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(1997年/イギリス)これは前から気になっていた作品。先日たまたま聴いていたラジオの女性DJがこの映画を「大好き」と言っていたので、それをきっかけに視聴。ドラッグ漬けの若者たちの日常を描いているわけですが、なぜ当時日本でもこの映画が受け入れられたんでしょうね?ドラッグ漬けの日常なんていう文化というかムーブメントって日本ではあまり理解できないじゃないかと思うのですが。音楽が良かったり、映像がスタイ...

天使と悪魔

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(2009年/アメリカ)これは「ダ・ヴィンチ・コード」の続編ですね。主役は前作と変わらず「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」のトム・ハンクスさん。若いのか年寄りなのかよく分からない人です。「キャッチー・ミー~」が凄く老けてたような印象だったので。今回もオドレイ・トトゥ嬢が出てるのかなと思ったのですが、ヒロインはアイェレット・ゾラーさん。調べてみるとあの「バンテージ・ポイント」にも出てます。いかに...

リオ・グランデの砦

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(1950年/アメリカ)これはその昔に持っていた村上春樹さんと川本三郎共著の「映画をめぐる冒険」にも載っていてずっと気になっていた作品でした。まあしかし、何とも言えない味のあるポスターですね、これ。内容ですが、まさに西部劇というような素晴らしい景色や「ローマ式立ち乗り乗馬」シーン、騎兵隊モノでありながら奥さんや息子が絡んできてその狭間で揺れる男心をニヒルに演じ切るジョン・ウェイン氏など見どころがあ...

呪いの血

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(1946年/アメリカ)「2度のアカデミー賞監督賞に輝くハリウッドの鬼才ルイス・マイルストンが戦後間もなく撮ったスリラーの傑作。巧みな心理描写で登場人物の個性が浮き彫りになってくる。カーク・ダグラスのデビュー作。この作品は1946年度のアカデミー賞脚本・原案部門でジャック・パトリックがノミネートされた。」(dTV解説文より)なんて言われると期待するじゃないですか。でも全体的にぼんやりして、誰の何に...

ビッグ・リボウスキ

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(1998年/アメリカ)『ファーゴ』『ノーカントリー』のコーエン兄弟監督作品。どちらの作品もなんだか微妙に現実と乖離している感覚がある不思議な映画なのですが、この映画もなかなかクセモノです。なんせ主役の三人がもうクセモノ揃いなんですね。真ん中のスティーヴ・ブシェミさんは前述の『ファーゴ』、そしてタランティーノ監督の『レザボア・ドッグス』、『パルプ・フィクション』でも存在感ある役をしてましたね。左の...

マルコヴィッチの穴

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(1999年/アメリカ)まずはもう、このジャケットのインパクトが凄いんですね。全員が「マルコヴィッチ」。で、この「マルコヴィッチ」、当然想像上の人物かと思いきや、本当にジョン・マルコヴィッチという実在の俳優さんがいて、その本人が本人として映画に出ているのだからさらにビックリ。最初の操り人形のシーンが印象的です。この人形遣いがジョン・キューザックさんだとは気が付きませんでした。メガネと髪型のせいです...

ガス燈

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(1944年/アメリカ)イングリット・バーグマン続きで。これはヒッチコック監督ではなく、ジョージ・キューカーという方が監督です。途中から出てくる刑事(?)役は「市民ケーン」や「疑惑の影」「第三の男」のジョゼフ・コットン氏。最近よく見ますね。若いメイド役はアンジェラ・ランズベリーさんという有名な方らしいのですが、この作品が映画デビュー作。観ていてなんともイライラさせられる生意気なメイドぶりが素晴らし...

汚名

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(1946年/アメリカ)ヒッチコック監督作品。「北北西に進路を取れ」のケーリー・グラントと「カサブランカ」のイングリッド・バーグマン。この映画はもうなんといってもイングリッド・バーグマンの魅力に尽きるでしょう。iPhoneの小さな画面でモノクロでも全く問題なしです。最初から最後までバーグマンを観ていればOK。演技も自然で全く淀みがない。ストーリー的には、なんで偽装結婚までしてバーグマンがスパイをし...

切り裂かれたカーテン

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(1966年/アメリカ)ヒッチコック監督作品。タイトルからして「一体どういう映画なんだろう?」と思っていたのですが、冷戦時代のドイツとアメリカの確執がバックボーンのようです。いずれにせよ、そういうのはちょっと分からないですよね。主役の大学教授はあのポール・ニューマン氏。いつでもカメラの前では存在感ある甘い雰囲気です。映画にとって良いのか悪いのか分かりませんが。対するヒロインがジュリー・アンドリュー...