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リバー・ランズ・スルー・イット

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(1992年/アメリカ) あのロバート・レッドフォードが監督、そして若きブラッド・ピッドが主演という映画。 もう一人の主役、映画の語り手であり兄役のクレイグ・シェイファー氏も不器用で真面目な青年を好演しているのですが、どうしてもピット君から目が離せないんですね。恐らくレッドフォード監督の演出からしてそうなっているんでしょうけれど。 終始、山や川との大自然やフライ・フィッシングのフォームの美しさ、ぎ...

リアリティ・バイツ

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(1994年/アメリカ) あのベン・スティラー氏(『メリーに首ったけ』『ズーランダー』『LIFE!』)初監督作品。 そうではないかと思いながら主役はイーサン・ホーク氏。何となく西村和彦さんのような、どこかひねくれたような雰囲気がこの作品にぴったりです。ヒロインはウィノナ・ライダー嬢。あまりお見掛けしない方ですがキュートですね。 途中からベン・スティラー監督自らも登場。しかも端役ではなくてイーサン・...

ピッチブラック

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(2000年/アメリカ) 全く予備知識なしで鑑賞。なんだか物凄く古い映画にみえましたが2000年公開。まぁ22年も前なんだから「物凄く古い」と言っても差し支えないのかもしれませんが。 乗員乗客を凍結状態にして自動操縦で移動する宇宙船がトラブルで大破しながら荒涼とした惑星に不時着。生存者がそれぞれ曲者揃い、それでも生き残るためのサスペンスフルな協力関係、そして惑星に訪れる22年ぶりの皆既日食に跳梁跋...

エンド・オブ・キングダム

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(2016年/アメリカ) 別に深い意味はなく、シリーズ第3作『エンド・オブ・ステイツ』から遡ってのシリーズ第2作目の舞台はロンドン。イギリス首相の病死に伴う国葬参列のため各国の首脳が一堂に会することに。 奥さんが身重である我らがシークレットサービス、マイク・バニング氏も渋々アメリカ大統領の護衛としてロンドンに乗り込むわけですが到着するや否や、想像を絶する首脳暗殺バザー開幕となります。 我が日本国首...

移動都市/モータル・エンジン

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(2018年/ニュージーランド・アメリカ) 特殊効果のクオリティにストーリーやキャラクターがもうひとつ届かない感じは先般の『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』を彷彿とさせます。 どの登場人物も切迫感というか説得力というか「何がどうあろうとこうしなくてはならないのだ!」という感じがしないので、観てて「どうぞお好きに」となっちゃうんですね。 評論家の一致した見解「目を引く特殊効果には事欠かないが、この未...

エンド・オブ・ステイツ

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(2019年/アメリカ) 「荒唐無稽」続きです。 アメリカ合衆国大統領にはモーガン・フリーマン御大。ご無沙汰いたしております。相変わらずの滋味深い微笑みに癒されます。 『ジョン・ウィック』キヌア・リーブス氏とタメを張るシークレットサービスにはジェラルド・バトラー氏。知らないなぁ。系列としてはラッセル・クロウ系です。そんな系列があるのか分かりませんが。 そこかしこで評価の高い、冒頭のドローン襲撃シー...

ジョン・ウィック:パラベラム

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(2019年/アメリカ) 「荒唐無稽」というラベルを貼ってタイムカプセルに入れて埋めたくなるような『ジョン・ウィック』シリーズ第3弾。ここまでくると、ごちゃごちゃ言わずに見たくなりますね。 満身創痍でニューヨーク中の暗殺者から狙われるジョン・ウィック。もう目をつぶっていても大丈夫なくらいに、危機的状況を切り抜けつつ、モロッコへ飛ぶ。何だかトゥームレイダーみたいな展開になってきました。 モロッコで待...

ハスラーズ

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(2019年/アメリカ) ストリップ劇場が舞台ということで、予想通りの浮かれた世界が描かれる前半部分に対して、リーマンショックでどんどん右肩下がりになっていく世の中とともに沈まぬように、犯罪で抗うストリッパーたち・・・という実話を上手くまとめて映画にした作品。 前述のとおり、前半は観ていて「やっぱりこんな感じかぁ」と引き気味なのですが、中盤から気づかないうちに引き込まれてしまいます。 中国系のコン...

ホテル・ムンバイ

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(2018年/オーストラリア・インド・アメリカ) 2008年に起きたインドのムンバイ同時多発テロを題材にした本作。短編映画を撮っていたアンソニー・マラス監督の初長編映画ということですが、徹頭徹尾無差別銃殺のオンパレードにもかかわらず、最後まで目を離すことができない秀逸な映画作りです。 それは、美人セレブや憎まれ役の元軍人、今にも『セロリ』を歌い出しそうな山崎まさよしさん似のウェイター、絶えず難しい...

ヴァレリアン 千の惑星の救世主

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(2017年/フランス他) のっけからCG(って最近は言わないか)全開で、天国のような惑星が他の星の戦争に巻き込まれて滅亡する様が描かれる。 そこに『ハイスクール白書』のオーディションを受けに来たのに間違ってキャスティングされたようなチャラい男女(少佐と軍曹、だと?)が、これまたド派手CGをバックに面倒臭そうに任務をこなす。 CGも最初は綺麗だと観てましたが、すぐに胃もたれしてくる。夜店のカラフル...