アルゴ

Cinema

(2012/アメリカ)

TSUTAYAみんなで選ぶ傑作「サスペンス」コーナーより。

監督の「ベン・アフレック」って聞いたことあるよな、と思ったら『ゴーン・ベイビー・ゴーン』のボストンをこよなく愛する監督でした。しかも今回は主演です。こんな男前だったんだ。実話に基づく映画とのこと。CIAによるニセ映画脱出作成?

とはいいながら、結構期待してみたのですが最初から最後までどきどきしっぱなしで、「折角の休みだし映画で気分転換しよう」というにはちょっとハラハラさせられすぎ、疲れるくらいでした。まぁそれくらい入り込める良い作品ということなのでしょう。

ネットの評価では例によって「事実と違う」という議論があったりするようですが、そもそも誰も映画に事実そのものを求めてなんかないわけです。「実話に基づく映画」というのはすなわち「実話に基づくフィクション」ということなわけではなから不毛な議論といえましょう。事実と違うからといって映画の面白さが減るわけでなく、またその逆もいえます。「伝記」だってどこまで事実かなんて分かんないですしね。

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