(2011年/アメリカ)
これもGAYO!より。ジャケットを見ると何だかブルース・ウィリスが主役みたいになってますが、実際はチョロチョロっと出てくるだけで、メインはブルース・ウィリス演ずる犯罪組織(?)のボスであるメルに使われて麻薬の取引をしていたと思われる女性3人組です。松たか子と松島菜々子と宮崎あおいみたいな感じでそれぞれに違った魅力があります。
展開としては最初にラストシーンが出てきて、少し話が戻って、またラストシーンがちょっと進んで、また話は戻って・・・という「メメント」のような感じ。ストーリーも直接的に語られるわけではなく、セリフなどから「多分こんなことがあったんだろうな」と思わせる演出がなされています。なので、話が行ったり来たりでややこしいながら、自然に引き込まれてしまう、と。
田舎の酒場兼食堂みたいなところで銃撃戦が始まって、3人組の一人テスと、メルの手下の男と、良い者か悪者かよく分からない黒人のロニーが三つ巴で銃を向け合ってけん制し合うところがクライマックスシーンです。
こんな状況でテスにまさかの愛の告白を始めるロニーを演ずるのはフォレスト・ウィテカーさん。「フォーン・ブース」や「バンテージ・ポイント」でも味のある役をされてましたね。なんだか、くまのプーさんみたいでとても印象に残る人です。
というわけで、これも無料ながら結構楽しめました。今後もGYAO!に期待ですね。
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