(2003年/イギリス・フランス)
これは「ラストが衝撃な映画」で検索してヒットした作品のひとつ。「どんでん返し」系は見尽くした感があるのですが、このキーワードでは未観の作品もまだまだありますね。
というわけで、まずは「陰鬱で雨ばっかりのイギリス・ロンドン」と「青空が目に染みる南フランスの対比が鮮やかです。誰が見ても永住したくなるような南フランスの別荘に放蕩娘が乗り込んでくるところからストーリーにうねりが出てきます。
そして「衝撃のラスト」。「え!?、何、今の?」。最後の2ショットくらいでひっくり返されます。監督曰く、「結末は謎のままにして、観客各人が思うようにしておきたいのです。観客が自分自身の映画を作ることが出来る映画なのです。」とのこと。いやぁ、こういう映画ってやっぱり楽しいですね。
コメント