ダークナイト

Cinema

(2008年/アメリカ・イギリス)

先ほどの「バタフライ・エフェクト2」事件の醜態を払拭すべく、本日2本目の「ダークナイト」。これも「最高の映画」という前評判が高くて、かなりの期待度。どうかバタフライを吹き飛ばしてくれ!

深夜2時に見終わって・・・何これ?一体どの辺が凄い映画なんだろう?確かにスケールのでかさ、CGの綺麗さ、ジョーカーの「悪の権化」ともいえるキャラクター設定・・・凄いのですが、なんだか誰にも感情移入できないまま不完全燃焼で終わってしまいました。

テーマとしては、バットマンとジョーカーが互いを結局殺さないことが象徴するように、「正義」と「悪」というのはいつも存在し続けるもので、どちらかが消えてなくなることはない、ということなのではないかと。その構図の中で、クライマックスに2隻のフェリーの乗客たちが取った判断というのは「救い」になっています。

でもそれが「こんなに時間をかけて見るべき映画なん?」ということなんですね。映画素人にとっては、映画通の選ぶ映画というのは敷居が高いのかもしれません。今まで見た映画がどれも面白かっただけに、どっと疲れた2本でした。やれやれ。

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