(2006年/アメリカ)
「ザ・ウォーカー」「イコライザー」のデンゼル・ワシントン主演のSFサスペンス映画。
全く個人的な意見ですが、デンゼル・ワシントンさんって「にこりともせずに正論をそのまま貫き通す人」という印象があって、どことなく前アメリカ大統領オバマ氏と重なっちゃうんですね。今回の役どころもそんな雰囲気です。
デンゼル氏にデジャヴ(この光景は以前どこかで見たことがある)的能力があるのかと思いきや、タイムトラベル映画でした。500人ほどが映画冒頭のフェリー爆破で死亡し、その前にヒロインのポーラ・パットン嬢が同じ犯人に殺害されるのですが、4日前を見ることやメッセージ等を送ることができる装置で、いわば「未来(過去?)を変えることができるのか」という内容です。
「バタフライ・エフェクト」などタイムトラベル映画はありますが、本作の構成は結構シンプルで分かりやすかったです。ラストの主人公の運命は「必然」だったのか「偶然」だったのか、というのはちょっと気になるところですが。
あと、どうでもいいことですが、4日前のヒロインの部屋を「覗き見」するシーンではやたらと下着姿やらシャワーシーンが多くて、由美かおる的なサービスショットでした。あれでは正論貫徹ヒーローのデンゼル氏といえど、鼻の下が伸びちゃうわけです。うーむ、イメージ崩壊・・・。
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