(1996年/アメリカ)
最近、休みになると曲ばかり作っていたので映画コーナーがおろそかになっておりました。まとめてレビューします。まずはこの作品。大方サスペンスものは見尽くした観があるので、ちょっとアクション系にいってみようかということで。
「劇中劇」みたいな最初のシーンからプラハのミッションまで息もつかせず、しかもサスペンスフルないい雰囲気で展開していく。さすがは有名な映画です。
と思いきや、途中から何だかタガが外れてきて、最後の列車とヘリコプターのシーン辺りまでくると失笑せざるを得ない状況でした。あまりにもご都合主義でハチャメチャじゃないか!そりゃアクション映画だからアクションがメインなのは仕方ないにせよ、最初のあの雰囲気は一体どこに行ったんだ。
映画の4分の3くらいのところで犯人がノコノコとトムクルーズの前に表れて、「死んだはずの俺は実は生きていたんだが、俺は犯人じゃない」という戯言を聞きながら、トムクルーズの頭の中の描写にははっきりコイツが犯人だと映像化されている。一体どういう意味なんだろう?一体観客をどこに導こうとしているんだろう?
ま、ということでミッション:インポッシブルでした。
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