(1992年/アメリカ)
クエンティン・タランティーノ監督のデビュー作。タランティーノ監督作品では「パルプ・フィクション」。監督2作目にして大御所ジョン・トラボルタとサミュエル・L・ジャクソンに延々と下らないハンバーガーの話をさせ、ブルース・ウィリスに日本刀を振り回させるという方です。低予算ゆえか今回も監督自ら出演されてます。
今もYouTubeでサントラを流しながら書いておりますが、「パルプ~」といい、本作といい、音楽が格好良いですね。映画を見ながらワクワクさせてくれる実にイカした選曲です。
無駄話という意味では冒頭から、マドンナ「ライク・ア・ヴァージン」についてタランティーノ氏が延々と無茶苦茶な解釈を披露するところが圧巻です。実際マドンナからクレームがあったらしい、というくらいです。
ジャケットにもなっている「ドッグス」たちが店を出て道を歩いていくシーン、格好良いですね。今から銀行を襲いにいくわけですが、どうやら襲撃失敗だったらしく(襲撃シーンは映画に出てこない。いかにも製作費がかかりそうだし)、次のシーンに移った瞬間、ホウホウの体で逃げている「ドッグス」たち、というのがまた面白い。
個人的な話ですが、どうしてもタイトルの「レザボア」という言葉が覚えられません。
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