追いつめられて

Cinema

(1987年/アメリカ)

「ラストが衝撃な映画」より。

これもいつもならジャケット写真で借りないであろう一作。美女がこんなに肉薄しているのに、男がこっちを見過ぎである。見られているこっちが恥ずかしくなってくる。もっとそっちに集中しなさい。

こっちを見ている人がケヴィン・コスナーさん。同年公開の「アンタッチャブル」。お名前は知ってますが、結構出演作は観てないですね。ハリソン・フォードさんとトム・クルーズさんを足して2で割ったような印象です。

国防長官役はジーン・ハックマンさん。この方も名前は良く聞きますがあまり観たことがない。

美女役はショーン・ヤング嬢。「ブレードランナー」のレーチェルです。このときはハリソンさんと共演したわけですね。

というわけで、肝心の内容ですが、国防省とかCIAとかFBIとかが出てくるといつもなんだかよく分からなくなってくるんですね。ケヴィン氏とショーン嬢はパーティで目が合っただけで出来ちゃうし、追いつめる側のスコット君も「君、そこで殺しちゃうの?」という展開だし、ちょっと置いてけぼり感が。

ケヴィン・コスナーが犯人として「追いつめられて」いく様で十分サスペンスなわけで、「衝撃のラスト」も「今となってはもう別にどっちゃでもええけどね」という蛇足的になっちゃってます。残念。

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