バリー・シール/アメリカをはめた男

Cinema

(2017年/アメリカ)

このトム・クルーズ氏とレオナルド・ディカプリオ氏の映画はもうこの人たちの溢れ出るオーラだけで「凄いものを観た」という感じになっちゃいますね。個人的にはあまりにも脂っこくてどちらも正直好きではないのですが。

そうは言っても凄腕パイロットにして、CIAと麻薬組織の副業で稼ぎまくった実在のハチャメチャ男をノリノリで演じるトム氏からは目が離せません。

あまりにハチャメチャな稼ぎっぷりが、奇しくもディカプリオ氏&スコセッシ監督の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』を彷彿とさせるとの指摘が多いですが、本作ではトム氏がドラッグ&女にいかないのが観ていて好ましかったです。『ウルフ・・・』はもう天晴れなくらいに無茶苦茶でしたからね。

というわけで、トム氏のオーラ溢れる凄いものを観た、ということしか感想がないのです。

そうそう、CIA担当役のドーナル・グリーソン氏は絶対どこかで観た顔だと思ったら、『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』や『エクス・マキナ』の人で、どことなく一癖ありそうな雰囲気がぴったりでした。

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