(2009年/アメリカ)
ニコラス・ケイジさんって神経症的というかエキセントリックな役がはまる俳優さんですが、この作品はその最たる、ですね。
片手に拳銃、片手にドラッグのニコラス刑事。その綱渡りのような生き様はどう考えても次の瞬間奈落の底に落ちそうに見えるのですが、なかなかどうして・・・という作品。
WikiPediaによると「1992年の『バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト』のリメイク作品であるとされているが、監督自身がそれを否定しており、話の内容も全く別物である。」らしいのですが、そんなエピソードからもドイツのヴェルナー・ヘルツォーク監督の一筋縄ではいかない感じが伝わってきます。
もうニコラス・エキセントリック名人劇場を見ているだけで飽きません。彼の主演作ってなぜか印象に残っているのが多いんですね。『マッチスティック・メン』(2003年)とか『ウィッカーマン』(2006年)とか。
当方がエキセントリックだから?いやいや、何卒ご勘弁を。
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