グッド・ネイバー

Cinema

(2016年/アメリカ)

例によって初老早目覚めリビング映画鑑賞シリーズ。アマゾンプライムビデオよりぱっと選んだ作品。

有閑青年二人組による犯罪まがいのいたずら、というどこかで見たような話ですが、今回は隣に住む一人暮らしのおじいさんの家に怪奇現象を起こす装置やその反応を覗き見る隠しカメラを設置し夜な夜なそれを観察する、というもの。

いかにも厭世的な老人がバタバタと勝手に開閉するドアを斧で叩き壊すなどデスパレートな展開。いたずらもだんだんとエスカレートしてきますが、青年たちの関心は老人が夜中に閉じこもる地下室の方へと移っていきます。さて地下室に一体何が・・・。

これから起こるであろう「事件」の裁判の様子と並行して話が進むというのも上手いですね。一体どんな「事件」が待っているのだろう、と。

そして終盤、事態は予想外の方向へ。今まで見えていたものがグルっと一転する、という意味ではこれみよがしさのない「どんでん返し」系、好きなタイプです。正直あまり期待していなかったのですが、ちょっと泣けたりして良い映画でした。

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