「スウィングガールズ」「スティング」

▼スウィングガールズ

最初から最後まで楽しい良い映画でした。こういう家族が安心して見られる映画ってなかなかないですよね。

▼スティング
学生時代にビデオで見たことがあって、ラストのトリックが凄いという印象があったのですが、もう一度どんなだったか見てみようと。

まぁ脚本の素晴らしさもさることながら、何と言ってもポールニューマンの格好良さに尽きますね。序盤のよれよれ詐欺師の演技でも、なんとも隙のなくて目が離せません。表情ひとつとっても、一瞬ポカンとした間があるんですね。「ハチ公物語」の仲代達矢さんの演技もそんな印象でしたが、こちらはとにかく格好良いのです。

一人の悪徳商人（？）を騙すために、空き店舗に賭博場を作ってしまうというところは、先日見た「13人の刺客」の村をまるごと買い取って要塞にしてしまう部分に通じますが、こちらの方がお洒落です。

「13人～」の方は、役所さんが「小細工はここまでだ～！」と言ってしまうところで、「え～！そんなこと言っちゃうの？」と。そこまでやるなら徹底的に「要塞」で勝負して欲しいじゃないですか。

というわけで、次は同じポールニューマンとロバートレッドフォード（こちらの方が共演は先ですが）の「明日に向かって撃て」を見ます。

（2014/04/12）