(2020年/アメリカ)
『レフト・ビハインド』に引き続いてニコラス・ケイジ氏主演作品です。今回は金の亡者な密猟ハンター役。それにしても氏にぴったりな役どころって世の中に沢山あるものですね。
ジャングルで「神の使い」と恐れられているホワイトタイガーを筆頭に密猟した動物たちのオリをオンボロ貨物船に乗せたところで、もうひとつ「ビースト」のオリが。
かの『羊たちの沈黙』レクター博士を彷彿とさせるその軍人崩れの殺人鬼はもちろんオリを抜け出し、おまけにタイガーや毒蛇のオリも開放したからさぁ大変!洋上の貨物船、という密室で繰り広げられるハンティングワールド!
ね、面白そうでしょ?確かに「貨物船」という限られたフィールドなので画面は暗いし見にくいですが、細かいツッコミどころは数あれど結構楽しめました。
なんせ悪党とも正義ともつかないニコラス・ケイジ氏の人を喰った立ち居振る舞いが最後まで映画を引っ張ってましたね。さすがです!
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