（2015年／アメリカ）
レオナルド・ディカプリオ氏、初のアカデミー主演男優賞受賞作品ですね。これはいつかは観ないと、と思っておりました。
余りにも映像がスタイリッシュだったので、地球が氷河に覆われた未来が舞台なのかと思って観ていましたが、1800年代のアメリカの西部開拓時代の実在の罠猟師がモデルなのだそうです。しかも「荒野に生きる」（1971年）のリメイク。
しかしまぁどんな役であろうと全身全霊で演技に没入するディカプリオ氏、今回は状況も環境もこれまでないくらいに過酷ですが、それでも鬼気迫る演技に一切のブレはありません。流石です。
【以下ネタバレ】
それだけに、最後は仇との一対一の決闘かぁ、といつものステレオタイプな展開にガッカリしちゃうんですね。途中でフラッシュバックされる妻や息子とのファンタジックな映像も無下にされるような。
でも、それを差し引いてもやはりディカプリオ氏の演技は圧巻です。アカデミー主演男優賞をはじめ、数々の受賞おめでとうございました！
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