蛇の道

Cinema

(2024年/フランス・日本・ベルギー・ルクセンブルグ)

のっけから画面に見覚えのある女性と「KO SHIBASAKI」というクレジットが出てきてびっくりしました。柴咲コウさん主演です。長いことフランスで心療内科医をしていたという役どころなのでセリフはフランス語。撮影のために半年前からフランス語のレッスンを受けて臨んだということで女優さんも大変ですね。ちょろっと西島秀俊さん(こちらは日本語のセリフだけですが)も出てきます。

あとは柴咲さんの旦那役がテレビ電話の画面に出てくるのを除いて出演者はフランス人。フランスの映画監督に柴咲さんが呼ばれるんだなぁと思って、よくよく調べてみると元々日本の映画監督黒沢清さんが撮った同名作品のセリフリメイクなのだそうです。元々の設定がどうなのか分かりませんが、異国に暮らすというある種特異な状況が背景として活きているのかもしれません。

柴咲さんに見据えられた登場人物が「蛇の目だ」とつぶやくとおり、なんの感情も宿さない瞳が何より怖いリベンジ・サスペンスです。

日本人なのでまだ見慣れているところがありますが、外人さんが観たら「やっぱり日本のお化け(柴咲さんはお化けではないですが)は怖い。貞子~~~~!」みたいな印象になるんでしょうね。

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