WANDA/ワンダ

Cinema

(1970年/アメリカ)

女優バーバラ・ローデン監督・脚本・主演のインディペンデント映画。

始まってすぐ独特にして不穏な雰囲気が漂います。泣き喚く赤ん坊、部屋に充満する倦怠感、窓から見える採掘場の色彩感無き景色・・・。

そして紆余曲折ありながらも、その「ムード」はずっと映画の底辺に流れ続けたままエンディングを迎えます。

当時はあまり世に受け入れられなかったものの、のちにマーティン・スコセッシ設立の映画団体によってネガフィルムが修復されたり、2017年にはアメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録されたりと評価の高い映画になっているそうです。

正直なところあんまりピンとこなかったのですが、「一本筋の通った映画」というのは伝わってきました。バーバラ・ローデン監督の長編映画はこの一本ということで、当時から評価されていたらその後も随分違ったんでしょうね。でもこの作品の主人公ワンダのようになかなか「人生一発逆転」というわけにはいかないわけで・・・。

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