2001年宇宙の旅

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(1968年/英・米)言わずと知れたスタンリー・キューブリック監督の作品。色んなところで紹介されているのを参照すると「観ずに死ねない一本」と言えるでしょう。キューブリック監督作品は『時計じかけのオレンジ』しか見てませんが、よくもこんなに違う世界をそれぞれ撮れるよな、と。アニメでいえば「デビルマン」と「銀河鉄道999」くらい違います。しかも宇宙船やその内部が今見ても全く古臭くない。それどころか、その...

ディナーラッシュ

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(2000年/アメリカ)「ジャケ借り」の一本。料理とサスペンスが楽しめるなんて素敵な映画に違いない、と。冒頭、よく分からない展開でおじいさんが二人組に射殺され、タイトルバックをはさんで「ディナーラッシュ」なレストランの厨房と客席が舞台となります。厨房も客が次から次に押し寄せる客席も息が詰まるような狭さで見ている間ずっと息苦しかったです。厨房はなんか汚いし(実際にこの映画監督がオーナーをしているレス...

フル・スロットル

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(2014年/フランス・カナダ)そもそも前から「パルクール」はYouTubeで見ていて格好良いなと思っていたのでした。これを映画で見れるなんて格好良くないわけがない。しかも脚本は「96時間」「LUCY」のリュック・ベッソン。というわけで期待の一本だったのですが、パルクールがもっと見たかったです。往年のジャッキーチェンファンがカンフーシーンのあまりないジャッキー映画を見たあとのような気持ちでしょうか...

バンテージ・ポイント

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(2008年/アメリカ)遊説中のアメリカ大統領の狙撃事件を8つの視点から描いて真実を明らかにしていく、という映画。「メメント」ほどじゃないですが、巻き戻して違う視点で事件を繰り返すたびに新事実が明らかになるというのが、「さぁ次は何が出てくるのか」という期待でワクワクさせられます。上手いですね。ちなみにこういう手法はあの黒澤明「羅生門」でも使われているそうです。ちょっと見てみたい気がします。ちなみに...

フライト・ゲーム

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(2014年/アメリカ)というわけで、「96時間」シリーズの無敵親父、リーアム・ニーソン主演作品。最近見る「準新作」の予告編(いつも長い)で何回も出てくるのでまあ見てみようかと。間違いなく今回も「無敵」なので、安心して見てられるだろうし。で、やっぱり「無敵」ぶりは健在でした。どう考えても乗客乗務員全員から疑われる状況なのに、「信じてくれ!俺(=リーアム)はハイジャックなどしない!!」「・・・・・・...

パーフェクト・ストレンジャー

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(2007年/アメリカ)これは旧作ですが、サスペンスコーナーでずっと気になっていた作品。"ラスト7分11秒―「衝撃の事実」に、あなたは絶対騙される” というキャッチフレーズでしたが、「なるほど、そう来ましたか」というオチでした。ブルース・ウィリス夫婦がなんの抵抗もなく「有罪」になっていったのが不思議でしたが、まぁすべては「ラスト7分11秒」のためですからね。最近ブルース・ウィリスづいておりますが、...

鑑定士と顔のない依頼人

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(2013年/イタリア)これはいろんなところで目にするので気になっていた作品です。イタリア映画というのも珍しいですね。借りた時には意識していなかったですが「どんでん返し」系でした。あのロボットは一体全体なんだったんだろうと思ってたのですが、ラストで主人公が歯車だらけのカフェでひとり座っているシーンと関連があるのかもしれないな、と最近思いました。歯車だらけのロボットの蓄音機で繰り返される主人公のセリ...

大脱出

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(2013年/アメリカ)「準新作100円月間」シリーズ。スタローンとシュワちゃんということで、「こりゃ、文句なしにスカッとするだろう」と思いきや、思いのほか地味な展開の映画でした。ガラス張りでものすごくスタイリッシュな監獄の割には、刑務所長の机がもろに事務机だったりして、ところどころクスッとさせられました。いくら肉体派の二人とはいえ、もうどちらも「おじいちゃん」。まぁ寄る年波には勝てないということ...

アジアの夢

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曲紹介ある方が「この曲はDSKの『Asian Dream Z』の全音色を使っている」とのことで、これは追随せねば!と早速無料ソフトシンセDSK「Asian Dream Z」をDLし、その7つの音色だけを使って作成しました。ちょっとこれは重音テト嬢には重すぎるかということで、今回初めて詠音サク姐さんに歌をお願いしました。歌詞▼アジアの夢(詞・曲:C&P 歌:詠音サク)アジアへ行くならあそこへお行きよ...

時計仕掛けのオレンジ

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(1971年/アメリカ)あまりにも凄そうなのでついつい避けて通ってきた「時計仕掛けのオレンジ」。「博士の異常な愛情」「2001年宇宙の旅」「シャイニング」「フルメタル・ジャケット」のスタンリー・キューブリック監督(ちなみにどれも未観)。とうとう見てしまいました。そしてやっぱり凄かったです。ひとつは(ずっと避けてきた理由でもあるのですが)その暴力表現。「性善」と「性悪」や「良心」というようなテーマの...