12人の怒れる男

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(1954年/アメリカ) 名画として有名なこの作品、「2時間もおっさんたち(しかも12人も)の顔ばっかり見てられるか」ということで敬遠していたものの、とうとう借りてしまいました。 結果としてはやはり「名画」でした。蒸し暑い一室で展開される、まさに息詰まるような議論。1対11から徐々にひっくりかえしていく陪審員No8の誠実さやロジカルな魅力に引き込まれっぱなしでした。 実生活でもときどき議論をします...

イーグル・アイ

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(2008年/アメリカ) スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮ということで、最初から最後まで観客を飽きさせない、これぞ娯楽映画のプロフェッショナルの為せる技という感じです。 「マイノリティ・リポート」もそうですが、これだけのレベルの各シーンをこれでもかというくらいに詰め込んで、見終わったら何も残っていないというのがまた凄い。 この前の「オールド・ボーイ」なんか濃い味付けすぎて、見終わってもゲップす...

「る」

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曲紹介 久し振りに弾き語りコーナー更新です。ずっと「る」が無いのが気になっていたので。 リアルタイムで50音をやっていたときもこの曲をやってみたのですが、あまりメロディを知らなかったのと、E♭が絡むコード進行は非常にギターが弾きにくいので断念したのです。 しかし、技術革新の波は「楽器.me」にも押し寄せていて、当時出来なかった転調が自由自在に出来るようになっておりまして、基本的にはオリジナルのキー...

オールド・ボーイ

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(2003年/韓国) これも「面白い映画」として色々なサイトで紹介されている作品ですが、トンカチを持った男のジャケットが怖すぎて敬遠しておりました。怖いでしょ? 見終わって「これ、どこが面白いの?」。前は「ダーク・ナイト」の時がそうでした。 訳の分からない復讐劇をなんで2時間も見続けなくてはならないのでしょう。ラストもハッピーエンドっぽく見えますが、よく考えるとこの二人はこの先どういう関係を続けて...

ファイト・クラブ

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(1999年/アメリカ) ブラッド・ピットということで今回もパーフェクトに格好良い男の役です。以上。 ということで片付けるのもなんなので続けますが、「どんでん返し」系で色々なサイトに紹介されている映画でありながら、バイオレンスものが苦手なもんで今まで避けておりました。 でも予想に反してバイオレンスのためのバイオレンスになっておらず、自然発生的バイオレンス(?)なので、見ていて自然でした。 でも何だ...

エスター

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(2009年/アメリカ) 「どんでん返し」シリーズから。これも予告編を見ただけで怖そうだったので今まで避けていた作品。 そもそも3人目の子どもを死産で失ったからといって、孤児院から子どもを引き取るということに違和感を感じます。 特にマックスという女の子を演じたアリアーナ・エンジニアの天使のような可愛さといったら!このマックスは耳が聞こえないという設定ですが、アリアーナ・エンジニアも実際に聴覚障害を...

猿の惑星

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(1968年/アメリカ) 「どんでん返し」シリーズから今回はこの作品。 1968年公開、今から約50年前の映画ということもあって、冒頭の宇宙船の装備が相当チープです。でも当時は精一杯未来のことを思い描いて作ったんでしょうね。 序盤はなんだか西部劇っぽい雰囲気もありますが、猿たちによる裁判があったりなかなか盛り沢山です。ただ主人公が檻からの脱出を試みるときの逃走シーンがなんとも悠長な感じで「ほんまに...

SAW

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(2004年/アメリカ) 「どんでん返しが凄い映画」を選んで見ておりますが、怖そうだったり、グロそうだったり、バイオレンスっぽいやつはずっと避けてきておりました。 が、もうそろそろその辺しかなくなってきたので「どんでん返しが凄いけれど避けてきた映画」シリーズです。まずは「SAW」。パッケージからしてもう・・・でしょう?いきなり死体が横たわっている。 R15作品というだけあって、その手が苦手な私は「...

マイノリティ・リポート

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(2002年/アメリカ) 2054年が舞台のSF作品です。 3人の予知能力者から未来に起こる犯罪の予知夢(?)をひっぱり出して、その犯罪が起こる前に犯人(になる前の人)を逮捕することで犯罪発生率をゼロにする、という設定です。まずその発想が凄いですね。 サイバーチックな未来都市とスラム街の対比、主人公の奥さんが住んでいる湖畔の緑の美しさ。ラストの夕焼けの美しさ。後から気づきましたがスティーブンスピル...

SEVEN

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(1995年/アメリカ) ブラッドピッドの映画を初めて見ました。どうにも男前過ぎてなんか「ふ~んだ!」という感じになっちゃうんですね、個人的に。ディカプリオだったらなんか大丈夫なんですけど。個人的に。 どちらかというとブラッドピットの相棒のモーガン・フリーマンが好きで、見ていると往年のいかりや長介氏を彷彿とさせて、我ながらなるほど、さすがドリフの血が全身に流れている昭和生まれだな、と。 内容として...