乙御前姫

Song

曲紹介

クレオフーガ「四国西予ジオパークミュージックコンテスト」シリーズ。
11_桂川渓谷:チャートできた神秘的な渓谷

「一帯には岩壁や滝、奇岩が連なり、かつて乙御前という姫が身を投げたという悲しい伝説も残っています。」ということで。主にこちらのブログを参考にさせていただきました。

歌詞

▼乙御前姫
(詞・曲:C&P)

世は戦国の時代にございます
こたびわたくしは嫁に行くことと相成りました
まだお相手の方のお顔は存じて居りません
早いものでもう明日が婚礼の儀となりました

しかし待てど暮らせども相手方の
迎えの者は来なかったのでございます
父上は大層お悩みになったあげく
わたくしをじっと見つめてこう申しました
「尼になれ」と

わたくしは鏡の中の剃髪の我が身を
涙ながらにずっと見つめておりました
そして次の日お相手の迎えがこられて
慌ててカツラで嫁入りしたのでございます

その夜旦那様に撫でられていた髪が
ハラリと舞い落ちてしまったのでございます
屋敷中響き渡る旦那様の叫び声
「尼を嫁に貰ったつもりはない」と言われ
追い出された

外はいつしか雪が積もっておりました
下女も馬さえ黙って峠を越えました
あとからあとから涙はこぼれてまいります
父上に一体何と申せばよいのでしょう

フワリと舞い落ちていく暗い滝壺へと
峠中に響き渡る下女の叫び声
その後哀れな下女と馬も滝壺へと
こうして残されたのは暗い川の中を
流れるカツラ

世は戦国の時代にございます
こたびわたくしが嫁に行くことは叶わぬ夢でした

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