セミノコエ

Song

曲紹介

ある方の歌詞に(無断で)作った曲に、あとから自分で歌詞を当てはめました。

いわば「換骨奪胎」というような作業でしたが、なかなか苦労しました。

やはり「心臓」の位置が全く違ってたり、というような。

歌詞

▼セミノコエ
(唄:重音テト、作詞・作曲:C&P)

「ずっと今日を待っていた」
堰を切るように
街中には蝉の声

7月10日の空は
梅雨明けを待ちながら
少しくすんでいる

今年も変わらず
夏は来るのかと
当たり前のように
思うけど

今日という日が行き過ぎる
明日へのフラグ探して
耳元に蝉の声
「明日はあるか」
と言いながら

「ずっと今日を待っていた」
そう言える日を
ぼんやり待ち続けてる

7月10日の空は
幼い夏の日々を
どこか宿している

今年も変わらず
夏は来るのだと
絶え間なく続く
蝉の声

今日という日が行き過ぎる
明日へのフラグ探して
耳元に蝉の声
「明日はあるか」
と言いながら

今日というときを抱きしめる
明日へのフラグは今
降り注ぐ蝉の声
「今日がすべて」
と言いながら

コメント

  1. OJ より:

    ボーカロイドの歌声が映える、POPでエモーショナルで輪郭がはっきりしたサウンド!私もこの様な曲は大好きですが、特にティーンズからも支持される作品ではないかと感じました。夏になると当たり前のように響く蝉の声も、彼らの生きざまを思うと色々な感情を感じますよね。
    これまでもCPさんの多様で自在な作品たちには驚かされてきましたが、改めてその引き出しの多さに脱帽です。

  2. C&P より:

    女性ボーカルを想定して久しぶりにボーカロイドを使ったのですが、もうすっかりやり方を忘れていて大変でした。赤面を禁じ得ないほどの棒歌いぶりですが、OJさんのコメントに救われる思いです。
    蝉の生きざまについては毎年のように考えてしまいます。例えばコオロギですとかカメムシについてはそんなに想いを馳せることはなくて、何となく申し訳ないような気もしますが、『カメムシノニホヒ』という曲を作ってもそんなエモーショナルになりそうもないのでこれは仕方ないですよね。