(1991年/日本)
三谷監督が演劇用に書いた脚本を原作とした映画です。監督は三谷さんではなく中原俊さん。
『十二人の怒れる男』(1957年/アメリカ)のオマージュというか、パロディとなっているわけですが、三谷さんの重箱の隅を突くような日本人の「あるある」演出がだんだんしんどくなってきて、ついに途中で放り出して別の映画を観ちゃいました。
でもインターネットで色々観ていたら「最後ですっきり」みたいな評があったので、我慢して(失礼!)再び観ることに。
確かに後半からラストにかけてはバーッと進みますが、それまでの「胃もたれ感」が残っていて、とてもじゃないけどスッキリなんてしませんでした。
ちょっと前から「実は三谷監督作品が苦手なのでは?」と思いつつあったのですが、これでハッキリしました。ちょっとこのクドい濃いさはご飯と野菜無しでコロッケとトンカツと唐揚げを山盛り食べたあとに天下一品のラーメンで締めるようなしんどさです。グゥ。
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