別に何と言うこともなく、GAOを見ていたら矢野顕子氏のLiveがあったので見てます。今も。
本当にこの人のピアノというのはエモーショナルという表現しかしようがないです。ピアノの表現力を引き出す演奏なんですね。「あぁ、ピアノの低音ってこんなにも深いんだな」とか思わされる。
いろんな人のカバーもされるんですが、その中で「愛について」という曲がありました。母と子の影が壁に映る、というような描写から始まる曲。自転車で家に帰る姿が「ゴムまりのように弾んでいる」。でも「子に父はなく、母に夫はいない」。離婚した家族、というか母子の歌。
「子は『愛について』考え続けている。母も『愛について』考え続けている。二人は『愛について』考え続けることで繋がっている」
またしても泣けました。歳なんでしょうかね。
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