ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日

Cinema

(2012年/アメリカ)

もはや見尽くした感のある「どんでん返し」系として紹介されたり、されなかったりということでずっと気になっていた作品。スマホへのダウンロードが出来ないのでPCで観る機会を待っていました。巣籠り年末年始向けですね。

アン・リー監督による映画らしい細かい演出が楽しいですし、CGを使った動物や海や空や光の美しさに惚れ惚れしますが、何といってもラスト20分でそれらをひっくり返す「どんでん返し」の妙たるや。この「気づかない人はスルーしちゃう」という感じが良いですね。いわゆる「意味が分かると怖い話」です。むしろCGとかがミスリードさせているといいますか。

「意味が分かった」後でもう一回観るとこれがまた格別らしいのですが、それはまたの楽しみに。

余談ですが、WikiPediaによると元々はあのM・ナイト・シャマラン監督にオファーがあったとのこと。もしシャマランさんならどんな「どんでん返し」だったんだろう・・・というのを妄想するのも一興ですね。

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