(2017年/アメリカ)
ちょっとヨレた雰囲気のベテラン刑事、見覚えがあると思ったらやっぱりアル・パチーノ御大でした。やっぱりちょっとした立ち居振る舞いに漂うオーラ、さすがです。
その相棒はMr.ビーン的な濃い風貌のカール・アーバン氏(「スタートレック」シリーズ、「パーフェクト・ルーム」)。
死体を首吊りに仕立てる猟奇殺人犯を追う二人とMr.ビーンに密着取材する女性記者。彼らを翻弄するように24時間毎に殺人を重ねていく犯人との息詰まる攻防。
・・・といいたいところなのですが、何だか追手サイドにこれといった手立てがなく、何となくラストまで行き着いて、最後の最後も取って付けたような展開もご愛敬。
何はともあれ、アル・パチーノ御大の佇まいを愛でる映画と言えましょう。
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