本日、電子ドラムを購入しました。Roland TD-6KW。
購入の経緯を話せば長くなりますが、たまにCut&Permaでスタジオに入っても、ウーロンさんはボーカルもそこそこに大半はドラムを叩いていて「楽しい」と。楽しいならばまぁいいけど、バンドとして考えた場合いかがなもんだろうか・・・・・・いささか複雑な心境ではありますが、趣味なんでまずは「楽しい」という気持ちが大切です。
そうそう頻繁にスタジオに入るわけでもないので、ウーロンさんのドラムへの想いはつのるばかり。いくら安いのがあるからとはいえ拙宅に生ドラムなんて置けない。それで、値は張るけど電子ドラムのカタログを見たり、ネットで調べたりしていました。
とりあえずYAMAHAの電子ドラムのカタログもとってきましたが、そもそもYAMAHAのドラムの音が苦手なんですね。安いのはあるけど、どうしても気が乗らない。やっぱり我らがRolandになっちゃうわけです。その名も「V-Drums」。「V-Synth」やら「Vビーム」やらなんでも「V」を付けりゃ良いってもんじゃないよ、Rolandさんよー!それでもやっぱり I love Roland。あばたもえくぼですな。
まぁ別に本格的にドラムをやるわけでもなく、あくまでも遊びなわけで最近売り出して幻のTVCMもあるという「V-Drums Lite HD-1」が第一候補。キャッチフレーズは「リビングに似合う、ドラムがあります」。実売価格79,800円也。見た目オモチャですが、まぁこんなもんでしょう。
毎日カタログを見ていたらだんだんその気になってきて、先日、晩御飯の買い物ついでにちょっと足を延ばして梅田まで楽器屋にいってきました。わざわざ高速道路で行くのが「ちょっと足を延ばして」レベルなのかどうかは分からないですけど。
御用達の阪急32番街の楽器屋に行くと、あるあるHD-1。試奏可能。さっそく叩いてみる。まぁ、こんなもんでしょう。隣には99,800円で2ランクくらい上のTD-9K-Sが。うーむ、遊びだしなぁ。でもこういう買い物は往々にして「大は小を兼ねる」しなぁ。
でもよくよく考えてみれば悩むまでも無く、その日は晩御飯の材料代しかもっていないので「頭を冷やしてもう一回来ますわ」と店員に手を振って帰ってきました。
と思ってたら、昨日ウーロンさんから画像付きのメールが入る。画像はなにやら値札のアップ。
「お宝一品!! Roland TD-6KW 68,000円(定価145,950円)お買得です!」。
この日、ウーロンさんはお友達と奈良にあるとある激安ショップツアーに出かけていて、ほいっとそこに電子ドラムが置いてあった、と。まさに想定外で慌ててメールを送ってくれたわけです。
愛機のRoland XP-30を買ったときもそうでしたが、こういう「出会い」というのはあるんですね。まさに「縁」とでもいうべき出会いが。こういうのは絶対に逃してはならないのです。逸る気持ちを抑えて「中古だし、とりあえず程度を見て決めよう」ということになる。
そして今日。想定していたよりも程度はよく、試奏もさせてもらい、あとは値段交渉を残すのみ。店外でひとまず煙草を一服しながら「60,000円なら即決します。それ以上だったら新品購入も考えてるので、ちょっと保留します」というシナリオを描き、再び店内に戻る。まぁ3,000円引きで65,000円、というのが落としどころでしょう。店員に「とりあえずいくらになります?」と言ってみる。「少々お待ち下さい」と言って店員が奥に引っ込み再び戻ってくる。固唾を呑んでその言葉を待つ。
「60,000円までならなりますけど」
「買います」
即答あるのみ。
というわけで、ドラムスペースを確保するために大規模な部屋の模様替えを敢行し(見た目はあんまり変わってないですがものすごく疲れた)、我が音楽部屋に新しい仲間が増えました。バスドラが実際にキックペダルを踏むタイプなので若干騒音も気になるところですが、隣は現在空き家なので良しとしましょう。
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