音楽室~at 市立教育センター

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9/7(日)9-12時で市立教育センターの「音楽室」に行ってまいりました。8月に予約した際に外からちょっと覗いたら、アップライトピアノとドラムは確認できました。あとの機材はよく分からない。でも事務所にギターやらベースやらアンプが置いてあって貸し出ししてくれそうなのでなんとかなるだろう。何が魅力って2人で3時間でたったの「350円」!たいがいのことなら我慢できる。

自室の機材をばらして、車に詰め込み10分ほど走って教育センターへ。事務所で予約票を提出してベースアンプとマイクとPAモニターをお借りする。エレベーターで2階の音楽室へ。

扉を開けて30畳くらいのスペースに呆然と立ち尽くす。とりあえず広い。向かって左にアップライトピアノとクラリノーバとカシオトーンみたいなのが並んでいる。その横に15Wくらいのマーシャルアンプと時代がかったカラオケ用スピーカー(8トラックを入れるようなやつ)。奥にパールのドラムセット。その手前には床が半径2mくらいの半円に15cmくらい浮き上がっている。ステージ?よくわからない。

気を取り直して、パソコンやらなんやらをセッティングする。オケはカラオケセットから、ベースはベースアンプ。マイクをPAモニターに繋いで音を出してみる。ん?オケが鳴らない。よく見るとカラオケセットの電源が入っていない。オン・オフしても反応なし。さっさと諦めて、オケをPAモニターに繋ぐ。マイクを出力する方法が無くなったけど、まさかマーシャルに繋ぐわけにもいかない。さっさと諦める。ウーロンさんも取り敢えずドラムが叩ければ満足なようなので。

音を出してみると、今度は音割れが凄い。ベースアンプが「ビィィィィィ」と言い出す。音量を下げればいいんですが、そうするとドラムの音量で何も聴こえない。だいたいからして、この部屋の広さでギターアンプといい、ベースアンプといい15Wではいかんともしがたい。2tトラックを自転車のペダルで走らせようとしているようなもんです。

ベースアンプを諦めて、別のアウトプットから出力していたベースをオケのアウトプットに混ぜて出力するようにパソコンで設定する。結局、全部PAモニターから出力することになる。PAモニターも小さいので音がバリバリ割れるけど、これを諦めると私がギターを弾きながら全部アカペラでオケをやらないといけなくなる。そんな器用なこと出来ない。PAモニターに頑張ってもらう。

幸いなことに小さくともマーシャルはマーシャル、ギターは結構鳴ってくれたので大きい部屋をウロウロしながら弾いてるとなかなか気持ちよかったです。ウーロンさんもボーカルという立場をすっかり忘れてドラムプレイに専念。1時間に1回ずつ休憩をしながらのんびり過ごす。3時間という枠といい、部屋の広さといい、なんというか頭の中も間延びして一体何をすればいいのか見当が付かなくなりますね。「時間が勿体無いから、ここの部分を集中して練習しよう!」みたいな気にならない。

というわけで、今になって振り返ってみても効果的だったのかどうなのか何とも判断が付きかねています。ただ入った、というだけだったような気がしないでもない。「350円だから、まぁいいか」というのも、「100均だから壊れてもしょうがないか」という発想に通ずるものがある。「損をしている」という感覚が麻痺しちゃうんですね。

なので次回の予約はせずに帰ってきました。なにはともあれアンプをどうにかしないとあの部屋は使いこなせない。

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