アンプあれこれ

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というわけで、リーズナブル音楽室を活用するためにはモニター環境を整備するしかない。仕方なくネットでアンプをあれこれ検索する(ルンルン!)。

ギターだけならマーシャルという選択肢もあれど、オケやらベース、果てはボーカルまで出力する可能性があるが故に、我らがRoland JCシリーズに絞る。JC(=Jazz Chorus)はちょっとしたスタジオにはマーシャルとペアで必ずありました。JCはアンプで歪ませようという発想がなくて、ギターそのまんまの音を素直に増幅してくれます。昔のバンドではマルチエフェクターで歪ませていたので、JCの素の出音がちょうど良く、ずっと使っていて愛着があります。(最近はマーシャルアンプの歪みの気持ち良さが分かってきたので一概に言えないですが)

JCの無骨なルックスも好きなんですね。マーシャルのコントロールパネルの金色がどうも気に入らない。ま、関係ないですね。

とはいえ、JC-120だとあんまりにも大きすぎて持ち運びに大変なので、JC-90かJC-77(この数字の中途半端さに痺れる)という選択肢となる。色々調べてみるとJC-90のリアパネルにはエフェクトリターンがあるようなので、こちらに絞る。入力端子は多い方が良いので。ここにオケのステレオを突っ込めば多分音が出るはず。

しかしながら120以外は製造中止になっているJCシリーズの需要は変わらず高いようで、中古楽器サイトを見ても「Sold Out」ばっかり。名機ですからね。

う~んと唸りながらさらに調べていると「Roland AC-90」が引っかかる。これはアコースティックギター専用のアンプです。いわゆるストリート系アーティストの需要を見込んだ製品で、2基のスピーカーはステレオ仕様、ギター入力に加えてラインイン(ステレオ)・マイク入力もOK。入力2系統独立のEQ・・・こりゃいいんでないかい?

調べて見ると新製品が故に価格に問題あり(8万円前後)。出力を少し下げてAC-60にすると6万円前後。うーん、350円の音楽室を借りるためにかけるべきコストなのか否か。ウーロンさんは「ライブ用でもいいんじゃないの?」という。

うーん、悩む。うーん・・・そして、こういう悩みは楽しい。

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