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ドリームハウス

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(2011年/アメリカ) ダニエル・クレイグ主演のサイコスリラー。どうしても007に見えてしまって、窮地に立たされるシーンでは「大丈夫、超人的身体能力&判断力&特殊兵器ですぐさま反撃するから」という条件反射を変換するのが大変でした。「いやいやそうじゃない、今の彼は普通のおっさんなのだ」と。 そんな常人007氏に目がいきますが共演も豪華です。妻は『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』で魅力的なツンデレヒ...

アンボーン

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(2009年/アメリカ) 夏、ということでホラーです。ジャケ写はあられもない下着姿の女性が見つめる鏡に映る青白い顔の男の子・・・うむ、定番な感じです。 しかしのっけから苦言を呈するようですが、サスペンス映画におけるヒロインのタンクトップ率の高さに負けず劣らず頻出する「自宅におけるユルユル下着姿」。たまに誰かが訪れようものなら、「あら?こんな時間に誰かしら」と小首を傾げながら、ガウンみたいなのをまた...

パニック・ルーム

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(2002年/アメリカ) ジョディ・フォスターのジャケ写を見て、ずっと「ホラー」だと思っていて避けてきた作品。『セブン』『ファイト・クラブ』のデヴィッド・フィンチャー監督とはつゆ知らず。これは期待大です。 まず娘役の子がどうしても男の子に見えて「あれ?女の子だっけ?男の子だっけ?」とLGBTQ的に集中力を欠いてくれるのがクリステン・スチュワート嬢。後に『トワイライト』シリーズで大ブレイクすることに...

ブラック・スキャンダル

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(2015年/アメリカ) 主演ジョニー・デップ氏の「まさか」の髪型が当時話題になった作品。 幼馴染みのFBI捜査官とデップ氏演ずる犯罪組織リーダーによる「癒着」というFBI史上最悪な実話スキャンダルです。 しかしこういう犯罪ものって、『ディパーテッド』や『裏切りのサーカス』『ミスティック・リバー』など個人的にイマイチ入り込めない作品が多いんですね。 アメリカ映画頻出のFBIという組織のこともよく分...

ザ・サークル

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(2017年/アメリカ) 今をときめくエマ・ワトソン嬢、ハリウッドの西田敏行こと、トム・ハンクス氏が主演、面白くない訳がありません。・・・と思ったのですが。 今をときめくSNSの世界をベースに、運営会社の代表トム・ハンクスは巨大スクーンをバックに巨大なステージの中央のチャラい椅子に腰かけて、チャラいジョークを絡めながら(普通のおっさんが言ったら間違いなく無視される)ホールを埋め尽くす社員にマイクで...

最高の人生の見つけ方

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(2007年/アメリカ) ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン両氏出演作なんて良い映画でない訳がない、ということで本当は観たくなかったのですが、そうやって死ぬまで避け続けるわけにもいかないだろう、と。 それにしても邦題たるや「最悪のタイトルのお付け方」のお手本ですね。原題は『The Bucket List』(棺桶リスト)。これでこの二人が主役なら「ひょっとしてジャック・ニコルソンは相変わらず...

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ

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(1999年/ドイツ・アメリカ・フランス・キューバ) これも何の予備知識もなくタイトルだけ見て(もちろん意味は分からないまま)鑑賞。 内容はキューバ音楽の老ミュージシャンたちを取り上げたドキュメンタリーです。タイトルはそのバンド名ですね。 オープンカーがキューバのダウンタウンで「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブってどこだ」と通りがかった老人に訊ねると要領を得ない答えで、そうこうしているうちに住民た...

ジャングル・ブック

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(1942年/イギリス) 特にこれという理由もなく鑑賞。常時フイルムにノイズが入る古い映像ですが、テクニカラーです。ちなみにディズニーのアニメ版(1967年)が有名ですが、本作は実写。 何はともあれ、動物たちの演技(?)が素晴らしいです。この時代によくこんなのが撮れたものだな、と。狼の棲家によちよち歩きの幼児が入っていって狼たちに囲まれたまま寝入ってしまうシーンとか「大丈夫?」と。 火を放たれたジ...

アスファルト

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(2015年/フランス) 「さて、次は何を観ようか」と思ったら、『ELLE』のイザベル・ユペール嬢らしき女性が映ったジャケがあったので、ただそれだけの理由で鑑賞。 いやぁ、面白かったですね。2作続けてフランス映画が面白いなんて、フランス映画が変わったのか、はたまた観ている当方が変わったのか・・・。 コメディ映画だという予備知識も何も持っていなかったのですが、古い団地のエレベーターを修理するか否かと...

ELLE

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(2016年/フランス・ベルギー・ドイツ) 確か女性ファッション誌のタイトルでも同じのがあったり、ジャケットの雰囲気も何だかお洒落だったので、くらいのノリで鑑賞。 のっけから主役の女性が自宅に侵入してきた覆面男に乱暴される。どこが「何だかお洒落」! しかしその後、風呂で身体を洗って「やれやれ」という感じで普通の生活を続けるイザベル・ユペール女史。あれ? もちろん何も感じていない訳ではなくて、撃退ス...